旧態依然とした銀行間送金システムをどうするか。
①大手銀行同士が手を組み、時間をかけて着実に更新する。
②大手銀行同士をブロックチェーン技術でつなげる。
③地銀を束ねて仮想通貨を利用したシステムを作る。
Part 1でビットコインの得意分野の1つは、国をまたいだ資金の移動だと述べました。
しかし、ビットコインが似合ってるのは、今のところ、個人間の小額の送金が中心です。
それに対して、億単位の金額をやり取りする銀行間送金システムをどうするか、
と言う問題がありますSwiftに代表される既存の銀行間送金システムは、
もう耐用年数をとっくに過ぎたレガシーシステムで、現在のダイナミックで
スピーディーな経済活動の足かせになっているのは間違いありません。
しかし、銀行間ネットワークは、万が一でも障害が起きると、
経済が止まってしまうレベルの話なので、現場で仮想通貨を取り扱ってるような
小さなスタートアップが手をつけるべき領域ではありません。
そのため、ゴールドマン・サックスなど米国の大手銀行を中心に、
10年先、20年先を見据えた議論が進んでいます。
ただ、世界中の金融機関が対象となるだけに、合意を形成するまでには
まだまだ時間が必要なようです。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】136銀行間送金サービスの三つ巴の戦いとは?
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/19
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