【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】136銀行間送金サービスの三つ巴の戦いとは?

旧態依然とした銀行間送金システムをどうするか。

①大手銀行同士が手を組み、時間をかけて着実に更新する。

②大手銀行同士をブロックチェーン技術でつなげる。

③地銀を束ねて仮想通貨を利用したシステムを作る。

Part 1でビットコインの得意分野の1つは、国をまたいだ資金の移動だと述べました。

 しかし、ビットコインが似合ってるのは、今のところ、個人間の小額の送金が中心です。

 それに対して、億単位の金額をやり取りする銀行間送金システムをどうするか、

と言う問題がありますSwiftに代表される既存の銀行間送金システムは、

もう耐用年数をとっくに過ぎたレガシーシステムで、現在のダイナミックで

スピーディーな経済活動の足かせになっているのは間違いありません。

しかし、銀行間ネットワークは、万が一でも障害が起きると、

経済が止まってしまうレベルの話なので、現場で仮想通貨を取り扱ってるような

小さなスタートアップが手をつけるべき領域ではありません。

そのため、ゴールドマン・サックスなど米国の大手銀行を中心に、

10年先、20年先を見据えた議論が進んでいます。

ただ、世界中の金融機関が対象となるだけに、合意を形成するまでには

まだまだ時間が必要なようです。

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