【政治経済軍事】ザボイス 文字書き起こし

このかたの発言は実に注意に値しますので文字起こししてみました。

ザボイス2017/08/04

──────────飯田浩司アナウンサー

藤井さんいらっしゃるということで、メールやツイッターで結構質問いただいているんですが、

その中から早速一通ご紹介したいと思います。

江戸川区加藤さん51歳男性の方、アメリカCNNの最新の世論調査で、

トランプ大統領の支持率38%不支持率56%歴代大統領で就任から

半年最低に落ち込んだと伝えられています。

CNNとトランプ大統領の仲は険悪ですがこの数字はたして信頼できるんでしょうか。

──────────藤井厳喜

もちろん信頼できない。CNNがトランプを悪く言うのはさ、朝日新聞がさ、

安倍首相のことを悪く言うのと同じで、朝日新聞は憲法改正を前面に打ち出した安倍さんを

早く引きづりおろしたいというのが本音でしょうから、

そのためにいくらでも悪い数字を出すでしょうし、CNNも同様ですね。

犬猿の仲だから、喧嘩しているんだから。いいこと書くはずがないんで。

僕は最近利害関係者が出すからね。

──────────飯田浩司アナウンサー

なるほど。

──────────藤井厳喜

出すのは一切見ないことにして、意味ないと。横のね中立的な調査もっとありますけどね。

これはメディアじゃなくてお金を払ってちゃんと見られるような情報ってありますけど、

そういうところを見るとそんなに悪くないですよね。世論調査大事じゃないとは言わない。

いろんな世論調査ありますけどね、一番大事な世論調査って選挙しかないんですよ。

選挙という世論調査って大事なんです。それ以外の世論調査って、昔ブッシュシニアか、

ブッシュのお父ちゃんがいいこと言いました、ようするに「数字なんて移り変わるもんだよ」

俺だって90%支持率とったけれども再選できなかった。

というのがブッシュの親父さんあるでしょ。

人気あるときわーっと行くしね、持ち上げてくれれば上に行く、叩かれれば下がる。

ま、それだけだと。政治家は信念を持って政治をやらなければいけない。そういう意味でしょうけどね。

ポルと言っても、選挙という意味もあるんでそのポルは大事なんです。

時のポルじゃなくてね、それは公的な一番の世論調査とこれで政権を選ぶんだから、

それで選んだ政権を、私的な権力であるマスコミが引きづりおろそうとするのは

とんでもないクーデターだと思いますよ。

意見は自由ですけどね、

──────────飯田浩司アナウンサー

民意がどこが反映しているのかというとこれは選挙だと。

──────────藤井厳喜

そうです。俺が民意だと言っている新聞がありますけど、どうなんですかね。

手を胸に当ててよく考えてみようと。みなさん周りで世論調査やってみたらどうですか。

10人さ、くらい選んでさ。10人でも100人でもいいですけどね。

結果違うんだと思いますよ。教えてください。

──────────飯田浩司アナウンサー

ご意見お待ちします。……..

今日のニュース7項目ピックアップ

① 長崎は今日八月九日原爆投下から72年を迎えました。

長崎市の平和公園では平和記念式典が開かれ、被爆者や遺族ら5400人が出席、

たうえ長崎市長は平和宣言で、国連で採択された核兵器禁止条約の交渉会議に参加しなかった

日本政府の姿勢を厳しく批判し条約を批准するよう迫りました。

たうえ市長は核兵器禁止条約を被爆者が積み重ねた努力が形になった評価をし、

条約に加わらない日本政府に対し唯一の戦争被爆国として一日も早い参加をと迫りましたが、

総理は六日の広島の平和式典での挨拶と同様条約には言及しませんでした。

──────────藤井厳喜

安倍さんもね、つらいところですよね。被爆者の方々のお気持ちもわかるんだけども、

日本に対しては北朝鮮、中華人民共和国という恐い国があって、

このくには日本に対して領土的野心を隠さない国ですし、

日本だけでなくて南シナ海の方にもね公の海を全部領海化しようという

大変な今日唯一19世紀型の帝国主義をやっている国ですよね、

この間私の拓殖大学の授業でウイグル人の方に来ていただいて、

講義してもらったんですけどそのタイトルが世界最大の植民地東トルキスタン、

要するにウイグルですよね、新疆ウイグル自治区と言われている、

国境線の内側に入っているけれども実際上の植民地であると、

19世紀的な非常に残酷な植民地統治が行われている。

チベットもそうだと思いますし、南モンゴルと言われている地域もそうだと思います。

ですからそういった恐い国がある。

これは北朝鮮以上に核兵器は整備されているわけで、高性能の日本列島に向かって照準を定めているわけですね、

そうすると我々の自由と安全を放棄していいのかと独立をね、

何らかの抑止力がいるだろうというときにね自分で核兵器を持たなくとも、

アメリカの核兵器の抑止力ぐらいは利用させてもらっていいのではないかということですからね。

これは難しい判断ですよね。

僕はねかせひであき先生からこういう話を聞いたんですが、

インドが核武装しましてねしばらくしてね、かせ先生がインドに行って、

そしたら核武装をやったフェルナンデスさんという名前だったと思いますが、防衛大臣ですね、国防大臣、

そしたらね、国防大臣の部屋に広島の原爆ドームの写真があったんだそうです。

「ミスターかせ何で私が、ここに広島の写真を置いているかお分かりですか?」といったんで

だいたい意味がわかったと思ったけれども、「どういうわけですか」と聞いた。

したらね、「こういう広島のような悲惨なことがわが国で絶対に起きないように

我々は核武装という判断を選択しました。」

言ったそうですね、このインド人のね、インド国民のね判断というか決意をね、

笑ったり否定することを我々はできないと思うんですね。

──────────飯田浩司アナウンサー

インドも中国と国境線で問題….

──────────藤井厳喜

実際上国境紛争は今も続いているんですよね。

チャイナが先に核武装したので実際怖かったでしょう、

ま、インドはご存知のように長い間イギリスの植民地、苦しんだ国ですからね、

そういったこともあるんでしょうね。

ですからね、こういう核放棄でね、北朝鮮に行ってね、北朝鮮の人が、

この人道的な御主張はもっともだから我々は核兵器を放棄します。

中国も同じようにしてね、ロシアも同じようにする、

そしたら日本もアメリカのかの抑止力もいりません。

したらアメリカに言っても北朝鮮が放棄すると言ってるんだからおたくの国も核放棄しなさい。

ってたら言えますよね。

我々もね。

こういういっぱいイフが入りますよね、こういう条件がね。

僕はねぇ、日本としてもうちょっとやったほうがいいと思うのは、

原爆が落ちたときの悲惨さ、このことを世界にもっと広報していいと思うんです。

それ以外に知られていない。と思います。で、その核兵器を人類の課題ですから。

日本だけが一国なくしましょうと言っても、なくなるもんではないんだけど、

なんかね、一般の外国人はちょっと大きな爆弾くらいしか考えていない人がいる。

それは世代を越えてねぇ害悪、大変な健康被害を及ぼすものだというそういった問題を含めて、

ひどい原爆直後の被害者の写真とかね、ああいったものをもっと日本は広めていいんじゃないかな。

それでもってなるべく核兵器を使わないように削減していくように、

人間のセンチメント感情を動かす必要あると思うんですね。

それは日本政府はやるべきことほどやってない僕は思います。

これはアメリカに遠慮しているのかな。でもそういうことは遠慮する必要ないと思います。

──────────飯田浩司アナウンサー

では続いて二つ目こちらです。北朝鮮グアムへのミサイル攻撃を検討と警告。

北朝鮮国営の北朝鮮中央通信社によりますと、北朝鮮の朝鮮人民軍戦略軍報道官は8日

中長距離戦略戦略弾道ミサイルでグアム島周辺を攻撃するための作戦を慎重に検討していると発表しました。

声明ではさらにグアムのアンダーセンを含む主要軍事基地を制圧牽制し、

アメリカへ警告メッセージを送るためだ、金正恩委員長が決断すれば任意の時間に、

同時多発的に実行されると警告しております。

また、朝鮮中央通信は敵基地攻撃に言及した小野寺防衛大臣安倍総理を名指しで、非難しております。

日本列島ごときは一瞬で焦土化できる能力を備えて久しい。

と威嚇する記事を掲載しております。

──────────藤井厳喜

これはねぇ、細かなことはいろいろありますが、これに対してトランプさんがいろいろ反発しておりますけどね、

今非常に危険なことは北朝鮮とアメリカの間で戦争を起こさせたい勢力がいるわけですよ。

これアメリカの中にもいるわけです。

トランプ政権からいうと北朝鮮に対する先制攻撃とか、第二次朝鮮戦争みないなものは

なるべく避けたいと思っています。

トランプ政権は何のために生まれたというと、アメリカの経済の立て直しのために生まれたと、

第一の使命ですよね。外国で大きな戦争を始めちゃったらとてもそれ不可能です。

アメリカ国内の10年間で一兆ドルのインフラ投資をしてアメリカ経済の再活性化させたいと、

言っていることは戦費にお金がどんどん際限なく流れ出したらとてもできないですね。

じゃあ、短期で戦争が綺麗に片付くかというとそんな甘いもんじゃなくてね、

短期で片付くと思っていたイラクの戦争だってねひどいことになって

まだ厳密に言うと終わってないわけですよね。

ですけどねアメリカの中でもいるんですね、アメリカの民主党系、

とくにCNNなんかトランプの敵でしょ。どんどん煽って北朝鮮危ないんだ危ないんだと。

これを叩かないでトランプは愛国者でないなんてリベラルな、

(リベラル:自由を重んじるさま。伝統や習慣にとらわれないさま。)

民主党系の左派メディアがそれをねものすごく扇動(多分こっちの漢字の方があっているかも)しています。

これをやっちゃったらトランプ政権は当初考えた軌道から完全に逸脱しちゃう。

脱線しちゃうんですよ、トランプが脱線しちゃいます。

トランプさんの周りにプロの軍人が多いからそういうヘンテコリンな扇動には乗りません。

乗りませんがあたかも既成事実のようなね、どんどんどんそういうことを報道して煽っていると。

これはねぇ、アメリカが北朝鮮の限定的なピンポイントであれ、先制攻撃やったらね、

一番得する単一の国は、チャイナなんですよ。間違いなく。

漁夫の利ですね。

チャイナからするとね、米中が対決というのが今の本筋なんです。

トランプからするとISの次はチャイナの脅威だ。言っていたんです。

経済軍事で両方で脅威だ。チャイナの脅威を封じ込めるということが、

非常に大きなこの政権の第2番目くらいの使命のはずなんですが、それができなくなる、

中国共産党からいうとね、北朝鮮という石でトランプ政権つまづいてほしんですよ。

自分たちに影響力こないから。したら南シナ海の紛争、東シナ海の紛争も、アメリカは腰が引けてきます。

なぜか、北朝鮮を攻撃を攻撃してしまったら、北朝鮮問題を解決するには中国共産党の協力が

非常(特に力が入った)に必要になってくる。

そうすると経済問題であれ経済政策であれ、米中の間ですよ、北朝鮮関係なしで

チャイナ叩きができなくなる。

南シナ海でも堂々とチャイナの侵略主義を抑え込むことができなくなってくる。

非常に難しくなってくる。ようするにアメリカが中国共産党に妥協しなければならない、側面が多くなってくる。

これは日本に取っても非常に困ることなんですよ。

だからチャイナ問題が解決すればですね、北朝鮮問題自動的に解決するんですね、

ここで北朝鮮という石に転んでしまったら、トランプ政権大きく初期の路線から逸脱すると思います。

ま、トランプさんもそれを知っているから慎重にことを構えていると思います、

──────────飯田浩司アナウンサー

トランプ政権は、ツイッターなどで強い言葉を言ったりしますが、

一方でティラーソン国務長官は例の4原則を示したりして。

──────────藤井厳喜

ティラーソンは要するにあくまでも軍事オプション今の所ないと、それ国防省もそういう考えですよね。

ただ、CIA長官は秘密工作で体制転換もあるんだというようなことを言っています。

ま、これは脅しというか威嚇でしょうね。

単に話し合いでなくていざとなったらハードライン(ハードランディングかな)もあるよと。

ハードラインも示しておくというのが外交の常套手段ですけど、本気でやる気はないと思います。

トランプのやり方はちょっと立場の違う人を置いといてそれを自分が討議をしながら

大統領の決断をするんだよというやり方ですよね。

経済問題とかね。

──────────飯田浩司アナウンサー

日本で批判する向きがこれは閣内不一致じゃないかとか、

バラバラなんじゃないかとかいう人もいますがそうではないと。

──────────藤井厳喜

僕は全然そうじゃないとおもいますね、それからホワイトハウス内のドタバタについては

後でお話したいと思います。

──────────飯田浩司アナウンサー

続いてこちらです。長期失業者が十九年ぶり低水準に。

これは日経新聞が報じていますが、総務省が発表した、四月から六月の労働力調査によりますと、

一年以上にわたって仕事を探す長期失業者の数が前の年の同じ期間よりも

10万人少ない68万人で、デフレ突入直後の1998年以来、

19年ぶりの低水準となりました。

──────────藤井厳喜

良いニュースですよね。アベノミクスはそれなりに効いているということでしょうね。

先日イギリスのファイナンシャルタイムズがね、アベノミクスは基本的に続けて欲しい。

安倍政権が今後長続きしようがしまいが、基本的に正しい方針なんだと。言っておりました。

別にファイナンシャルタイムスがいつも正しいことを言っているわけではありませんが、  

たまには良いこと言うなと思って拝読しましたけど。

ただね前から僕申し上げているんですけど、アベノミクス第一の矢第二の矢第三の矢っていうけど、

第二の矢はほとんど出てないんですよ。

財政出動ね。

第一の矢はこれやりましたよ。

日銀がね金融緩和、まだまだやる必要あると思いますけど、

まあ、アメリカはそろそろ終息に入っているんですが、全然事情違いますからね。

日本はまだまだなんで。それから第3の矢の規制緩和、これも良いようで悪いって

デフレから脱却しない時にね規制緩和やっちゃうとますますデフレ悪くなるんですよね、

──────────飯田浩司アナウンサー

供給が増えると。

──────────藤井厳喜

そうです。競争が激しくなってね。ですから、第二の矢はもっと本格的にやってから、

第3の矢が正しいやり方であって、そうしたらもっと経済が良くなる。

ということでこれが実は次のニュース

と絡んでるという話をしたいんですけれどもね。

次のニュースという枝野さんの話か。

5番目のニュースなんだけれどね。

そんときにまた申し上げたいと思いますけどね。

これを逆転させようというのが民進党のお二人の代表候補が言っていることなんで、

これはだいぶ問題だなと思っているんだけどね、成長なくてもいいって、それはないでしょう。

と思います。

──────────飯田浩司アナウンサー

続いて四つ目こちらです。

空母艦載機の移駐第一陣が厚木から岩国へ。

今日神奈川県の厚木基地から山口県の岩国基地へアメリカの空母艦載機部隊の移動が始まりまして

お昼過ぎに第一陣となります早期警戒機E2D四機が岩国基地の滑走路に着陸しました。

これは在日アメリカ軍の再編の一環として行われるもので来年の五月まで段階的に61機が移動します。

今回の移動と移駐によりまして岩国はアメリカ軍機およそ130機、アメリカ軍関係者およそ1万人

を抱えまして沖縄の嘉手納基地と並ぶ極東最大の航空基地となります。

──────────藤井厳喜

これはね、アメリカの太平洋軍司令のハリーハリスさん、お母さんが日本人の方なんですけどねぇ、

大変優秀な海軍軍人ですけど、ハリーハリスさんが五月1日だったかな、

一般の講演ですけどこれで言っていたのが、今後米軍は岩国重視岩国重視とはっきり言っていました。

岩国ってどういうところですかと、地図を見ていただくとわかるんですけどね、

朝鮮半島が目と鼻の先ということなんですよ。

それでもって朝鮮半島がいろんな危険な状況になった時に対処できるようにということで

岩国を重視していくということ、南シナ海東シナ海にむけては沖縄の方を重視していくと。

いうことだと思います。

7月11日日にですね、在韓米軍の主力陸軍第8軍司令部がソウル南側80キロの平沢って

日本語で書いてピョンテクと読むそうですが、

そこのほとんど全部移動完了しました。前からやっていたんですよね。

これはねえ文大統領はTHHADミサイルさすがに7月28日に北朝鮮が2回目のICBMの実験を、

7月4日に続いて二回も続けてやったんでしょのショックで、THHADミサイルついに受け入れると、

アメリカと韓国軍におそらく押し切られた形なんでしょうけど、

一方アメリカもねここまでもめて、文大統領は親北従北ということがわかっているんですよね、

いまソウルより北に残っているのはアメリカで砲兵一個旅団だけだそうです。

家族もみんなピョンテクの方に引いちゃっていると、ピョンテクも長距離砲とか

多連装ロケットなんか届くんですけど、それでもソウルの北にいたりソウルにいるよりましですよね。

というわけで米韓同盟には随分寒い風が吹いているじゃないのかなという感じがいたします。

それから前から話題になっていましてね、この戦時統制権ですね、戦時作戦統制権の問題、

今は米軍がトップでその下に韓国軍が入る形なんですけど、それじゃダメだ、

韓国軍の司令官をトップにしろとその下に米軍を入れる形にしろと言っています。

これを文大統領また言い始めるような気がするんです。

というのはTHHAD問題で妥協しちゃったんで、これでは北に対して申し訳ないですよね。

だから、北の偉い方に申し訳ないから従北親北の大統領としてはね、

ここで戦時統制権は韓国に取り戻すんだとこれをやった時は米韓の事実上の離婚じゃないかなと。

もう離婚協議が始める時点じゃないかなと、米韓軍事同盟が非常に空洞化するんじゃないかなと。

世界一と思っているアメリカ軍がですよ、誇り高いアメリカ軍が外国軍の指揮のもとで動く

ということはありえないと思いますよ。

今まで韓国にとっては名誉価値は失いますけど、それが韓国の安全を保障している仕組みだった

わけだったわけですけど、そのプライスを韓国は払っていたけど、ヤダ、よこせとトップを。

でも返されると困るということで過去二回も延期しているわけですよね。

李明博さんも延期して、パククネさんも延期してほぼ無期延期みたいになっていたのを、

多分またぞろ出てくるんじゃないかと私は思います。

──────────飯田浩司アナウンサー

確かに一番最初に持ち出したのは盧武鉉政権で、

──────────藤井厳喜

盧武鉉さんです。

盧武鉉さんはどうも北のことを考えて言ってみた。

まさか返すというと思ってなかったみたい。アメリカが意外と、どうぞ戦時統制権お戻ししますから、「えっ」と、

じゃ五年後って話にしてその時もう盧武鉉さんいないんですけど李明博さん、困ると、

アメリカ軍にいつ逃げられてもいい状況になったら困るから、とにかく延期しましょう。

五年延期して次のパククネさんも一緒に延期して、

無期延期みたいなことをパククネさん決めていたわけなんですけど、オバマ政権とね、

この問題でてきたらねぇ、日本は最前線は対馬海峡なると覚悟しなければいけないと思いますよ。

──────────飯田浩司アナウンサー

それって北朝鮮に対しては朝鮮戦争が始まった時のアチソンラインみたいなメッセージを送りかねない。…

──────────藤井厳喜

送りかねないですよね。

ということです。あんまり言うこと聞かなければ、トランプ政権としては

ビジネス的に言えば損切りに出ると、不良資産はたたき売ると。

という態度に出てもおかしくない。思うんですね。

前例の韓国が変わってきちゃってね、昔はアメリカの空母でもきたら、

みんなこれでアメリカが韓国防衛本気でやると言って安心したのに今は米軍の空母が近づいたら危ない、

北朝鮮との間に戦争が始まったら困るというね、非常になんていうのか北に対する警戒意識というか、

我々は最前線で共産主義勢力と相対峙しているんだという自覚は昔あった、

日本も見習ったらいいというものがあったんだけど、そういったもの韓国すっかり無くなっちゃいました。

──────────飯田浩司アナウンサー

近寄らなければ見えなければ安心だというなんだかその、…

──────────藤井厳喜

米軍が逆にいるから戦争が起きるんだという論理になってくるんです。

日本の極左の人達が使うような論理が韓国で広まってきているようになって来ています。

危ないですね。

──────────飯田浩司アナウンサー

その世論に乗っかっているのが大統領。

──────────藤井厳喜

大統領、そうですね。実は大統領の安全保障政策が前面に立てたというより経済政策のことで

財閥叩きを前面に出して大統領になったんだけど、大統領その人ととその周辺は

完全に親北従北ですからね、国民からすればえーっと驚いているかもしれないけどね、

これしょうがない選挙やっちゃったから。

──────────飯田浩司アナウンサー

トランプ政権人事迷走の真実というテーマで、なんか首席補佐官がやめたりとか、

〇〇部長が解任されたりとかなんかこう、トランプ政権ガタガタしているんじゃないかみたいな、…

──────────藤井厳喜

ガタガタしていますね、その通りだと思いますね。

これね非常に難しいのはね、トランプさんはもともと政界のアウトサイダーでしょ。

選挙勝つまでは選挙勝つこと最優先ですからね、あのやってきたと。

そうすると、今までの共和党政権と違って伝統的に培ってきた専門家の軍団、

非常に分厚くいるわけだけど、その人達使えないんですよね。

かなりの人たちが予備選の段階でトランプがあまりにもアウトサイダーだというので、

有名なところではアーミテージさんとかああいう人たちがトランプだめだーといって手をあげちゃったでしょ。

連判状みたいにサインして。

だったらヒラリーのほうがまだマシだと、今後悔している人いると思いますけどね。

やってみたらトランプはけっこう伝統的な同盟国重視に戻ってきたんで、

共和党の本来の政策からして悪くないんですよね。

NATOは重視するし日米同盟は重視するって言っているし、

だから選挙戦のレトリックって当然あったわけですしね。(レトリック:巧みな表現をする技法。また、修辞学。)

まぁ、そういうこともあるんですが、プリーバス首席補佐官この人はいいのかもしんない、

このひとの下の方からね、相当情報リークがあったというのは事実ですね。

部下の方です。

これは前から3月くらいから言われていたんですよ。

彼は下院のライアン下院議長とねポン友だと。

だから議会対策しっかりやってくれということだったんですけどこれが、

オバマケアの改正案ついにできなかったですね。

まぁ、そろそろお引取り願った方がいいんじゃないかなということで、実力は思ったほどなかったと、

ケリーさん後任の海兵隊の退役大将で国土安全保障省のやってた人ね、この人を連れてきて、ビシッと締めると。

これでようやくホワイトハウスが固まったんじゃないかな。

いうふうに思います。

ホワイトハウスの中って常にパワストラグドをやっているもんなんですけどね。

結局ね共和党のエリートたちが使えないんで軍人重用せざるをえないんですね、

軍人だったら信用もできるし能力も高いですから。

ようやく各省長官が定まってホワイトハウスの形ができたかなと、中に裏切り者もいるし

いろんな情報リークをやるような人共和党だってトランプから見たら半分くらい敵だと思います。

そういうエスタブリッシュメント

(エスタブリッシュメント:establishment 既成の秩序権威体制。支配体制。また,権力や支配力をもつ階級組織。)の

汚れたところを掃除しようとしたポピュリストの政権ですから、これはもうやむを得ない側面があります。

でもね、元々のトランプ支持者は断固支持していますね。

全然支持率は下がっていない。そういうところが大事です。

経済いいですね。実際。

失業率下がっているし株価も高いし。国内で石炭も掘るようになっていますし。

パリ協定離脱して底辺の人は喜んでいると思いますよ僕は、

──────────飯田浩司アナウンサー

しっかりした支持層があってこれからこの戦いが続いていくと。….

──────────藤井厳喜

トランプはトランプの戦いは進めているし、政権としてはしっかりとしてきている。

広報部長のことは、大丈夫かな時間は、しゃべってもいいんですけど。

この広報部長は10日でクビになりましたけどね。

これはチャイナコネクションとベネズエラコネクションがまずかったといことで

お引取り願ったということと、トランプの思惑としてはこの人毒舌家なんで

ニューヨークタイムスとかCNN この〇〇にばんばん攻撃させようと思ったら、

身内の方の攻撃がまず先行しちゃってまずいってこれはもう、ケリーさんがこれ変えた方がいいって、

パッとその日にクビになったようですね、7月31日。10日間ご苦労さんでした。

──────────飯田浩司アナウンサー

アメリカでスキャンダルというとトランプさんのロシアゲートの話ばっかり来るんですけど、

実は共和党ではなく民主党の側もいろんなことが出てきているって知らなかったんですが。

──────────藤井厳喜

あのね、今特別検察官モラーさんってのがやっているんですが、いろいろこの人問題があってですね、

雇った法律家がみんな民主党系のみならず、ヒラリークリントン系の人が多くて、

これでフェアなのか中立なのかよって問題が出てきていますが、結局中身がないんで、

いろんな線で三つくらいの線で調査しているんですが、ゴーイングノウウェイだと、

結果が何も出ないんじゃないのと。というふうに言われているんですけどね、

まぁ、そんなことが一つで、もうひとつは民主党サイドのはなしとなりますとね、

実は7月24日にですねアワンさんという人がテキサスのダラス空港で捕まったんです。

この人パキスタンに逃げる予定だったのが捕まったんです。

この人はアメリカの民主党の有力政治家デビーワッサンマーシュルツのITのスタッフだったという人なんですね。

このシュルツ議員って女性ですけど民主党全国委員会の委員長やってて去年民主党の党大会あれを仕切ってた人で、

あまりにヒラリークリントンはえこひいきしているってそれで、クビになったんです。

それで辞任せざるをえなくなっちゃった。サンダースを阻害してて。

サンダース外しをやってた。

そもそもロシアゲートってこの問題絡んでいるんですよね。

そんときに民主党の全国委員会の委員の間でやり取りしていたEメールがリークされて

それがロシアがやったんじゃないかと、話の発端なんです。

ロシアがやったという証拠は一つも出てきていないんですけどね。

ウィキリークスが直接的にはリークしたんだけど、その情報がどっから来てたの、

最近でおそらくインサイダーであろうとは言われているんですけどね。

ともかく民主党の中でもシュルツさんは大物議員ですよね、この人のスタッフだった人だったなんですけど

IT関係のことやってて、30万ドルくらいパキスタンにお金を送って、パキスタンが出身国なんですが、

逃げようとしたら捕まったというんですよ。

非常に怪しい人で、すでにFBIがこの人を犯罪捜査の対象にしていたんで、

銀行詐欺というのが表向きの理由なんですが、どうもいろんなダーティーなコネクションがあって、

この人はイスラム同胞団と関係があったというふうに言われております。

そしてもってやたらといろんな家を借りててそこに行ってみたらコンピューター携帯電話スマートフォンですね、

それからラップトップコンピューターとかねその他情報機器が散乱してて、

ハードディスクも散乱しててかなりの部分を物理的にぶっ壊していたんだけど、

情報が残っていると、なんか慌てて逃げだろうとしていたみたいだったんですね、

シュルツさんはこの人を非常に優遇してて、通常の三倍から4倍の給料を与えてて、

自宅勤務もいいよみたいなことをやってて、兄弟で揃って逃げ出そうとしたところをお縄になったと。

この問題についてアメリカのメインストリームメディアは完全に沈黙を保っています。

(独白:日本とこの辺は同じだな)ということは非常に怪しい。

有力議員ですよ。誰も名前を知っている。その人のスタッフが不正行為をやって外国に逃げようとしていた、

ま、アメリカの市民権とっていたんでしょうけど、出身地がパキスタンだったことね。

あれ?なんなんだろうと、こっからいろんなものが出てくるんじゃないのと。

FBIがちゃんと調べればね。相当な情報があれして。

この人はビルクリントンクリントン夫妻とも近くてと。

クリントンと一緒に撮った写真もありますけどね、下院の委員会のスタッフもやってたんです。

これは議員さんが推薦しますから。

何しろ下院の特別情報委員会のスタッフもやってた。アメリカの議会の情報はこの人つうじて

だだ漏れだったんじゃないかと、イスラムコネクションこれどうなってんだよと。

おそらくこれからちゃんとFBI司法省が調べれば、えらい話が出てくるじゃないかなと私は思っています。

──────────飯田浩司アナウンサー

いやぁ、イスラムモスリム同胞団というとアラブの春でムバラク政権が倒れた後に

エジプトで政権を取った、あの政権ですよね。

いわゆるアラブの春ジャスミン革命というのは、確かにクリントンさんが国務長官時代に…

──────────藤井厳喜

やれやれという感じでやっていたわけですが、さてさて、それからトランプジュニアが会ったと

問題になっていたロシア人の女性弁護士、この人はなんでアメリカに来てたのとつったら、

なんと民主党から特別の許可を得て、時のロレッタリンチ司法長官ですよ、オバマ政権の、

特別待遇で入れてもらっていた、この人はロシアの諜報機関と関係のある女性弁護士なんで

べセルギツカヤさんというんですがね、普通に言ったらビザが出なかったんです。

それを特別許可で入れていてこの人なんのために来たかというと民主党サイドにロビーイングするために来てた。

ついでにひょっとすると大統領になるかもしれないというんで

トランプサイドにもちょっとツバつけたというだけの話で、なんでかったら、

プーチンのお友達の資産が凍結されていたんで、その凍結を解くためになんとかしてくれと、

ロビーイングに来たんだそうです。

このベセルギツカヤさんもともと民主党コネクションの人だった。これははっきり表沙汰でわかったんです。

──────────飯田浩司アナウンサー

周辺情報だけでもひどく怪しいものがいっぱい….

──────────藤井厳喜

出てきて、決定的な証拠はないんですけどね。

──────────飯田浩司アナウンサー

ゲンナマがそんなにいっぱいって、タックスヘイブンとそんながなければですよ。

なかなかそれだけのゲンナマを持っていくことないですよね。

──────────藤井厳喜

パキスタンのシャリフ首相がタックスヘイブンがらみの疑惑で辞任解任になったのが7月28日ですから

きっとそこらへんで直接間接絡んでいると思うんですが、まだ全容はわかんないんで。

こんな事実はありましたということだけ申し上げておきます。

──────────飯田浩司アナウンサー

これはこの先何が出てくるかわからないということですね。

後半まずはこちらから。

民進党枝野氏が代表選出馬会見、昨日民進党の全幹事長枝野幸男氏が党の代表選の立候補を正式に表明しました。

会見では選挙戦で打ち出す基本政策を発表。

多様性を認め合いお互い様に支え合う日本を掲げ、医療や介護子育て支援の充実を訴えていくということです。

代表選のポイントの一つとされています憲法改正については、高くないと強調。

安倍総理の会見案に反対姿勢を示す一方必要な条文の海底にはしっかりと取り組むと明言しております。

──────────藤井厳喜

ということで、えーとまぁ、前原元外務大臣の方は、まぁ国防問題というのかな、

前向きで憲法改正の必要というのは言っているんでしょうけど、曖昧ですけど。

僕はあえて経済政策に注目したいんですよね。枝野さんと前原さんの。

両方とも増税派ですよね。ニュアンスが違う増税派というか、別の言い方をすると、

財務省擦り寄りはというか、ことなんですが、今猫のデフレ不況脱していない時にね、

またデフレ不況地獄に戻るわけですよね。

何を考えているのかなと。

経済政策のレールが敷けてなかったらやっぱり野党第一党とまずいしとても政権を任せるわけにはいきませんよね。

もうちょっとメークセンスな経済政策を考えていただきたいと思うんですが、

この二人共が増税派というのが、民進党仲良くね、景気回復優先だ成長路線だという人と、

増税派がいてもいいですけどね、路線対立がなくて両方とも増税派ですよね。

枝野さんに至っては原発ゼロって言っているんだけど、成長ゼロまで言っているんでしょ。

成長ゼロどうするんですか、成長ゼロってことは資本主義経済、

自由主義経済では大不況を意味するんですよね。

長い話はできませんけれども、資本主義は自転車操業みたいなもので、

前に進んでいかないと倒れちゃうんですよ。

なぜかっていうとみんな借金しているからなんです。

借金返すためには経済成長しなければ困るんですよ。

ゼロ成長でいいなら借金がゼロ社会ならゼロ成長でもいいですよ。

だけどそうじゃないんですからね。

そこまで徹底的に共産化すると枝野さんが言うなら、別の意味でメークセンスというか、

日本の社会根本を全部変えるという意味になっちゃいますからね。

(声の張りがあるときない時の落差あり、ここは聞き取れない)まで否定するのかという意味になってくるわけで。

本人はそこまで意識していないのかもしれませんが、これはまた経済を悪くしますって

二人で声を合わせて言っているようなもんだからね。

ここを民進党考え直さないとね、絶対党勢の回復なんてないと思います。

──────────飯田浩司アナウンサー

この経済の回復、正社員の雇用良くなっているというあたりは、若者は政権支持が多いということと直結する話で….

──────────藤井厳喜

そうですね。パッとしないんだけどね、この程度でも良くなっているんだから

もうちょっと財政出動ちゃんとしていただいて日本の二十一世紀のインフラ作りはねぇ

当然過去の箱物作りと違ってくるはずです。

だけどもトンネルが落ちちゃったり、する高速道路では困るんですよ。

橋が落っこっちゃったりね。台風が来たって日本てなのは台風地震があるんだから、

インフラ投資ね、ヨーロッパの国に比べて倍以上やっていかなければね、もたないんですよ。

日本の国土からしてね、ですからその意味でね伝統的なものもメンテナンスだけでも大変なことで、

新しい高齢化社会に向けてね様々なインフラ作りが必要でしょうね。

お医者さんの数だって倍とは言わないが1.5倍くらい増やしたらいいと思います、

それから医学部からつくんなければいけないでしょう。人を育てるところから。

そういったことをヤンなきゃいけないのでお金がかかりますよ。

──────────飯田浩司アナウンサー

これ臨時国会、9月か10月になるかと言われていますけど、これあんまり報道されていませんけど、

当然補正予算の審議もあるわけでしょ。

──────────藤井厳喜

そうですね大胆にやっていただかないと、年末には日経平均がゆったりと2万円超えるくらいまで

持ってこないと、いけないですよね。

日本は財政赤字が恐ろしいレベルでありませんので、

もっと財政赤字を増やしていただいて国債出していただいて結構です。大丈夫です。

──────────飯田浩司アナウンサー

続いて六つ目こちらです。

韓国平昌オリピック開催まで半年。

来年韓国行われる平昌オリンピック開幕まで今日であと半年です。

現地では競技会場の整備が計画通りほぼ進む一方チケット販売が目標のまだ2割程度にとどまっていて、

組織委員会は今後広報活動により一層力を入れることにしています。

韓国では初めての冬のオリンピックいうことですが、

──────────藤井厳喜

文大統領北側に一生懸命共同のチームでやろうとかね、呼びかけたけど答えがなくて

逆にミサイル実験が飛んできたという、そういう感じですけどだったらもんだったのは

今のニュースにはなかったんだけど平昌オリンピックの向こうの方の委員会で

オリンピックの政治利用というのは厳密に禁じられているんだけど、

向こうでいう独島、日本でいう竹島問題なんかもアピールするホームページを作っていたというんで

これはオリンピックの平昌の五輪組織委員会、韓国のそういうことやっていた、

これは五輪憲章違反ではないかという話も盛り上がっていて

日本もこういうことをちゃんと抗議しておいたほうがいいですよねぇ。

──────────飯田浩司アナウンサー

ロンドンオリンピックのときにねサッカー選手がプラカード掲げて、あれだけ怒られてまだ懲りてない。…

──────────藤井厳喜

やるなら無事にできればいいなと思いますけど、日本としてはね慰安婦問題でもまたぞろ、

反日いわゆる反日レイシズムと言っていいようなね、キャンペーンを韓国がやっているわけですよね。

日本は十億円これ払っちゃったんだけども、向こうとしてはますます逆行したことをやっているわけです。

これはねぇ厳密に抗議してね、まぁこのオリンピックの政治利用これにはね、

大きな声を上げておくべきじゃないですかねぇ。

日本では外務大臣が問題であるということをはっきり言ってくださっているようですけど

もっと国を上げて言うべきでないかと。おもいます。

全く事実無根の慰安婦問題に関する日本の名誉を汚すようなキャンペーンを公然と世界的にやっているんですよね、

これに対して国を上げて反論しなきゃいけないですね。

あのこの間7月21にね、ハワイ州の政府が北朝鮮の核攻撃を想定して

市民向けの対応マニュアル公表してみんな気をつけろってハワイまで射程距離に入ったんだよとやっていました。

国会で議論すべきはこれなんじゃないですか。休まないで。

そういったことを見ると朝鮮半島の緊張感ね、

場合によっては平昌オリンピックなんてできるかできないかわかんないんだからね。

日本も場合によってはボイコットするぐらいの覚悟、持ってもいいと思いますよ。

──────────飯田浩司アナウンサー

続いて7つ目こちらです。

ベネズエラの政権議会発足を各国が非難。

政権議会が発足し独裁化が危ぶまれているベネズエラ情勢を巡って北米と中南米の17カ国が

8日ペルーのリマで緊急外相会議を開きました。

会議に参加した各国はベネズエラの政権議会、憲法制定委員会ですが、

これを違法してこれを認めないことに合意しました。

しかし各国とも人道的な見地から貿易の禁止や出入国の封鎖は否定しております。

──────────藤井厳喜

ということなんですが、これだけ聞くと意味わかんないですよね。

憲法制定会議、憲法改正会議なんでしょうけど、なんでいけないの?実際上大統領によるクーデターですね。

今ある国会、ここには大統領反対派も多いんですけど、これを今ある国会を封鎖しちゃおうってことですよ。

政権議会ってのを集めて。政権議会に対して野党は反対しているんで、これはボイコットいうことで、

そうすると大統領はしかいない政権議会ができる。いうことですね。

前のチャベス大統領も政権議会99年に集めて議会事実上閉鎖しちゃってということがあるんです。

いまね、どんなひどいことになっているかというとね、副大統領がタレクアイサムというひとなんですが、

分かりやすく言うとこの国の組織暴力団の大ボスの一人、これが副大統領になっちゃってね、

アメリカメキシココロンビアに向けてね麻薬密輸を行った首謀者として、

アメリカの財務省から指名手配を受けているような人間なんです。

これが地方の州知事を経て内相や司法省の要職を経てなんと、副大統領に昇格しちゃった。

これはね大統領を実際操っているのはこの人間じゃないかと、まるでアメリカの映画みたいでね、

中南米の某国で悪い暴力団が国を乗っ取っちゃって左翼ゲリラでないけどね、

これがね反米色の組織にねイスラムの組織にもね、偽のパスポートというより

ベネズエラの本当のパスポートを偽名で出しちゃったりとか、軍隊使ってですね

違法ドラッグの輸送までやるようになってしまって、暴力団が国家のっとっちゃったみたいな状況になっている。

で親族周りの国もアメリカもこれはエライコッチャということで、タックスヘイブンといっても、

国全体がタックスヘイブンみたいな、国全体が違法薬物輸出国になっちゃったと。

官憲がですよ、取り締まる側が買収されたとかそういう問題でなくなっちゃったと。

みずからやるようになっちゃったと。だからこれはエライコッチャとということで、

そういう一種の破綻国家ですよ。フィリピンなんかもそういう心配があります。

今のところ強権大統領で頑張っていますが、ドゥテルテさんは。

南の方にISが入ってきていますね。ミンダナオ島にね、そういったことも非常に心配。

この国に一番お金を貸しこんでいる国はどこかというとチャイナ。

とにかく油田が欲しくって、石油利権が欲しくて、石油が高い時代にバンバンかね貸しこんだんです。

ですから裏でこうところと繋がっているんです。間違いなく親中派国家。

だけど社会主義反米をやってた政権が当時はお金がいっぱいあったチャベスさんが、

散々バラマキ福祉をやったけど石油が安くなってお金がなくなっちゃったら、

こういう悲惨な状況になっちゃったと。

国家という形がほとんど溶解しているような内乱状態に近いと思います。

──────────飯田浩司アナウンサー

新刊本の紹介、韓国は日米に見捨てられ北朝鮮と中国はジリ貧、東アジア情勢について、

今日も少しお話をいただきましたが、

──────────藤井厳喜

これは宮崎正弘さんとの共著というか対談というか、論文が交互に出るような形になっていますけどね、

北朝鮮と中国はジリ貧でなくて凶暴化としたらどうかと思ったんですけどね、

ジリ貧で凶暴化と言ったら長すぎるって、ジリ貧で終わったんですけどね。

凶暴化していると思うんですけどね、ますますね、

日本の安全保障のことを夏休み抜きでやるなら国会でこのことを話して欲しい。

ゆうに思います。この本では北に対する文ざいえん政権ですね、

韓国大統領が基本的に親北従北なんで、長期的には北優位で朝鮮半島情勢は推移して、

北優位の統一という日本にとっては誠に有難くない話が現実になってくるんじゃないかと。

ある時点で米韓が破綻するんじゃないかなと。ということは韓国が日米に見捨てられるということなんですけどね。

韓米同盟が空洞化しだんだん希薄化してくると、で、北のいう高麗連邦構想に

文政権がこの五年の最後のあたりに乗ってしまう。

そこらへんのオチになるんじゃないかなと嫌な予測をしているんです私は。

それが対馬海峡が38度線になる。

──────────飯田浩司アナウンサー

今のままで守れるか

──────────藤井厳喜

そのためには憲法9条改正をどうしてもねやんなきゃいけない。

実務的な焦眉の急ということがありますね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ページトップに戻る↑                           ページ一番下へ↓

【政治経済軍事】ザボイス 文字書き起こし


About kabumagariya