最終更新日 2020年5月26日火曜日 22:06:16
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】20ポイントは他人への譲渡や売買が禁止されている

ビットコインは、実体のない支払い手段としてはポイントカードと似ていますが、

理屈の上では、利用先は特定の店舗(チェーンや提携企業)限定されるわけではありません。 

また、ビットコインはそれ自体を売り買いすることもできるし、

他人に譲渡することもできますがポイントカードは会員規約などで

ポイントの売買は他人への譲渡が禁じられているケースがほとんどです。 

たまったポイントを現金と交換できるサービスもあります。 

しかし、その場合も「1ポイント= 1円」「100ポイント= 85円」のように、

交換レートは元固定されています。

一方、仮想通貨であるビットコインでは、現金との交換レート(つまり売買価格)は

常に変動しています。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】19ビットコインはポイントとポイントやゲーム内通貨とどう違うの?

ビットコインは、実体のない支払い手段としては「Tカード」などのポイントカード、

ゲーム内だけで使えるゲーム内通貨と似ていますが、ポイントを他人に譲渡したり、

売り買いしたりする事は規約で禁じられています。 

「Tカード」「Pontaカード」などのポイントカード、航空会社がフライトの

距離に応じて付与するマイレージサービスなどにも、

仮想通貨であるビットコインとよく似た特徴があります。 

支払いごとに一定の割合(0.5から1%程度)で貯まる「ポイント」は、

例えば「1ポイント= 1円」でカウントされ、同じ店舗(同一チェーンや提携企業を含む

)での支払いに充てることができます。 

ポイントを発行する企業からすると、ポイント会員をリピーターとしてかこい込んだり、

利用状況をチェックしてマーケティングに活用したりすることができます。 

「Tポイント」のような共通ポイントは、TSUTAYAやYahoo!ショッピング、

ソフトバンク、ファミリーマート、ドトールコーヒーなど、様々なシーンで

利用できるので便利です。 

また、オンライン通販の「Amazonポイント」や「楽天ポイント」も扱ってる商品が

多岐に渡るため、決済通貨としての使い勝手は、

まだ利用店舗なし限られているビットコインの上を行きます。

しかし、あくまで支払い額に応じて貯まるポイントなので使える金額に上限があります。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】18単位が「円」なのか、「BTC」なのかさらに、本質的な違いは、ビットコインは独立した「通貨」であると言うことです。

ビットコインの単位は「BTC」ですが、「Suica」や「nanaco」の他には

あくまでも「円」。

つまり、電子マネーと言うのは「円」や「ドル」の代替手段にすみません。 

それに対して、ビットコインは円やドルと交換可能なお金そのものです。

そこが、電子マネーやクレジットカードと根本的に違います。

また、電子マネーはJR東日本 (Suica)セブン&アイ(nanaco)、イオン (WAON)など、

特定の企業が発行しています。

ビットコインには中心的な発行体がなく、参加メンバーによる民主的な運営に

委ねられているので、そこも大きな違いです。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】17国境がない

日本国内にいる限り、電子マネーとクレジットカードがあれば、

たいていの支払いはできますが、海外に行くと、日本の電子マネーはまず使えません。 

しかし、もともと国が管理してないビットコインには国境がないので、

サンフランシスコやニューヨークでも、日本国内にいる時と同じように利用できます。

むしろ、ビットコインを実店舗で使うチャンスは、米国西海岸や東海岸のほうが

ずっと多いと言えるでしょう。

また、国内にいても、オンラインショッピングやネットサービスなど、

インターネットを通じた支払いでは徐々にビットコインを利用できるECサイトが

増えています。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】16物理的なカードがない

 1番わかりやすい違いは、ICカードがあるかどうかです。 

スマホや携帯電話で使う「モバイルSuica」よりも物理的なカードの

「Suica」を持つ人が多いように、電子マネーは非接触型ICカードとセットで

普及しています。

お店のレジ横や食券購入機に設置された端末に、ICカードをかざして支払います。

ビットコインには物理的なカードはありません。

取引所が用意した「ウォレット」のアプリをスマホに入れて使えます。

つまり、お店がウォレットアプリに会計額を入力して「アドレス」を取得。

そのアドレス宛に皆さんがビットコインを送金すれば、支払い完了です。

アドレスをQRコードでやり取りすれば、手持ちのすまほでQRコードを

読み取るだけでいいので、操作は簡単です。

「おサイフケータイ」や「Apple Pay」のように、スマホを携帯にかざす必要もありません。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】15ビットコインと電子マネーとどう違うの?

電子マネーは非接触型ICカードでの利用が大半ですが、

ビットコインには物理的なカードがありません。 

ビットコインの単位は「BTC」ですが、電子マネーの単位はあくまで

「円」や「ドル」の代替手段に過ぎません。

電車やバスでの移動で「Suica」や「PASMO」など電子型交通系電子マネーを

使っている人は多いと思いますが、日常的な支払いの場面でも、

セブン&アイの「nanaco」イオンの「WAON」を始めとした電子マネーの

利用が住んでいます。 

レストランやショッピングなど、数千から数万円の支払いでは

クレジットカード利用する人でも、コンビニやコンビニでの支払いや

毎日のランチ代など、数百円程度の支払いでは電子マネーを使うと言う人が

増えているのではないでしょうか。

電子マネーは、細かく言うと「先払い(プリペイド)方式」と「ポストペイド「(後払い)

方式」に分けられますが、どちらにしても「電子マネー」と言うくらいですから、

「デジタルのお金」であることには違いありません。 

では、「デジタル通貨」であるビットコインと、「デジタルマネー」である電子マネーは

どう違うのでしょうか。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】14カード情報抜き取られる心配は無い

クレジットカードは様々なシーンで使えるので便利ですが、怪しげなお店で利用すると、

場合によってカード情報を抜き取られて利用されるかもしれません。 

インターネットでクレジットカードを使うのは不安だと言う人が多いのも、

フィッシング詐欺でカード情報悪用されるかもしれないと感じているからです。 

ビットコインによる支払いでは、そもそも物理的なカードがなく、

自分から相手を指定するアドレスを送金するだけなので、

ウォレットID名の情報を相手に渡すわけではありません。

また電子署名と言う暗号で守られているので、送金中のビットコインが

別の人に盗まれる心配もありません(172ページ参照)。 

料金を支払ったのに商品が届かないと言う詐欺に合う可能性はないとは言い切れませんが、

それはクレジットカード払いでも同じことです。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】13クレジットカードの決済手段は様々

導入コストの安さもビットコインの魅力は後押ししています。

 スマホやタブレット端末のイヤホンジャックにカードリーダーを差し込むだけで、

クレジットカード決済ができる「スクエア」は、手軽さと利用料の安さから

特に米国で人気が高く、個人商店でも導入が進んでいます。

手数料は一律3.25% (日本国内)で、初期コストは4980円のカードリーダー代のみです。

従来の専用リーダーと比べると格安で始められることから一気にブレイクしましたが、

初期費用0.1%程度のビットコインにはかないません。

スクエア自体が「通貨」を発行しているわけではなく、

あくまでクレジットカード決済を代行しているだけなので、その意味では、

ECサイトのオンライン決済で幅広く利用されている「PayPal 」などと

同じカテゴリに分類できそうです。

2016年から日本でも利用可能になった「Apple Pay」やGoogleの「Androidペイ」は、

国内でしか通用しない日本の電子マネーとは異なり、

世界中で利用できるモバイル決済サービスです。 

しかし、これらのサービスのクレジットカードを登録して使う仕組みなので、

お金そのものであるビットコインとは違うものです。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】12手数料が1%程度で割安に

では、支払いを受けるお店側にとって、クレジットカード決済とビットコイン決済の

違いは何でしょうか。 

それはズバリコストです。

皆さんがお店でクレジットカードを提示すると、レジ端末などでカードを読み取り、

取引記録(トランザクション)がクレジットがカード会社に送られます。 

クレジットカード会社は、締め日になると、皆さんに代わってお店に代金を支払い、

後日、皆さんからまとめて代金を回収します。 

クレジットカード会社の受取手数料は、加盟店の業種や規模によって異なり、

支払いの額の2から10%程度とされています。 

それに加えて、専用のカードリーダーを用意しなければなりません。

レストランやバーでの飲食代10,000円をカード払いした場合、

最終的にお店が受け取る金額は、手数料5%とすると、9500円になります。 

ビットコインによる支払いでは、利用者がお店に直接ビットコインを送ることもできますが

(直接やり取りする場合の手数料が0)、決済代行会社を間に挟むやり方が一般的です。 

その場合でも初期コストは無料で、手数料は1%程度と割安です。

1万円の支払いなら、手数料1%引いても、9900円受け取れます。

クレジットカードと比べて400円も手取りが多くなる計算です。

わずか数百円の違いでも、積もり積もればかなりの金額になります。

利用者が指定されたアドレスにコインを送金し、10から30分程度で取引が承認され、

決済が完了します(なぜ時間がかかるかは122ページ参照)。 

私たちも「コインチェックペイメント」と言うサービスを提供しています。

iPhoneやiPad、スマホ、パソコンとWi-Fiがあれば、

無料アプリをダウンロードするだけで簡単に導入できます。 

ECサイトの場合はコードを貼るだけです。

初期コストはゼロ、基本利用料も無料で、利用者がビットコインで支払った金額の

1%だけ決済手数料がかかります。 

利用者はビットコインで支払い、お店は最短で翌営業日に日本円で代金を

受け取ることができます。

クレジットカードのように月末までで待つ必要は無いため、

資金繰り的には楽になるはずです。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】11クレジットカード残高は借金と同じ

「VISA」や「MasterCard」などのクレジットカード会社は、

皆さんの代わりに一時的に支払いを立て替えてくれる存在です。 

つまり、利用者にとってカード残高は借金と同じです。 

「クレジット」の本来の意味からわかるように、クレジットカード会社は

利用者を「信用」して大金を立て替えています。 

しかし、無制限に使用するわけにはいかないので、カードのグレードや個人の支払いなど

能力等に応じて、利用限度額と言う上限を設けています。 

毎月その範囲内なら自由に使っていいわけです。

ビットコインでの支払いは通貨の移動そのものなので、立て替え払いのように

一時的に借金するわけではありません。 

決済での利用に関しては「信用」貸しはないと言うことです

(ビットコインそのものを売買するときは、現物がなくてもビットコインを借りて、

レバレッジ取引をすることができます)。 

ビットコインには「信用」の枠がないため、ウォレットに入っている金額以上の

ビットコインを支払うことができません。 

財布に1000円札が1枚しか入ってないのに、2000円のものは買えないのと同じです。

クレジットカードと似たようなものに、デビットカードがあります。

デビットカード払いでは、支払った瞬間、銀行預金からその代金が引かれるので、

カード会社に一時的に建て替えるわけではありません。 

デビットカードは銀行預金残高の枠内でしか支払いができないところも、

ビットコインと同じです。 

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