レーザー照射の動画は軍事関係者が見れば笑いものだ。
ところが、これに対する岩谷毅防衛相の対応はひどいものだった。
岩屋毅防衛相は、シンガポールで開かれていた第18回IISSアジア安全保障会議
(2019年5月31日から6月2日)に出席した。
会議日程中の6月1日、岩谷防衛相が日韓防衛相による非公式会談に臨んだ。
また、笑顔で韓国の〇〇◯国防相と握手を交わした。
こうした1連の対応が1部の自民党議員や国民から「対応が甘い」と批判されたが、
筆者もこの批判には同意する。
むしろ、安倍首相が抗議するような日本政府の態度が抗議するような国際的に見れば普通だ。
だから制裁措置を取ったところで諸外国から避難はされないだろう。
レーダー照射問題は、証拠からも誰が悪いかは明らかすぎていて話にならない。
この手の話は韓国政府が「現場で不適切な対応があった」と謝れば済むのに、それができない。
それが韓国と言う国だ。
しかも文政権になってからは軍部の上層部も反日の人ばかりを据えているようだ。
政権とはそんなもので、自分と同じような思考の人で固める。
だから、主要ポストにはみんな文大統領と近い、活動歴のあるような人たちが就く。
これは日本で民主党が政権をとり、菅直人が首相になった時ととても似ている。
とんでもない人間がたくさん政権に入ってきたから、収拾がつかなくなった。
極左みたいな人もいた。
文政権と民主党政権はそっくりだ。
私は韓国をそういう目で見ているから、目くじらを立てたりはしない。
ただリアリスティックに考えると、もし南北が統一したら核兵器がすべて日本側に向いてしまう。
北から南までミサイルが来れば、すぐ日本に届く距離になる。
だから北主導で南北が併合されると日本が困るのだ。
北と南がホールディングカンパニーみたいになる。
安倍首相と金正恩委員長が話して非核化を実現できるなら良い。
おそらく朝鮮半島から核兵器を撤去すると言う話は、中国もロシアもウェルカムだろう。
中国などは北朝鮮が核を持てば自分のところに届くから気が気ではない。
だから、日本がそれをイニシアチブを持ってやれば、中国もロシアも賛成してくれるはずだ。
安倍首相は、仮に北朝鮮に韓国が飲み込まれても非核化さえできればいいと思っている。
日本にとって、朝鮮半島は中国およびロシアとの緩衝地帯だからだ。
そうした状況は日本にとって悪くないと考えているだろう。
だから、韓国が北朝鮮を飲み込んでくれればいいが、そこは文大統領だとどうなるかわからない。
人口は北朝鮮の方が少ないが、組織票を持って選挙すれば、最初の大統領は金正恩になる可能性が高い。
あえて選挙はしないだろうが、もしやるとすれば危ない。
朝鮮半島に本当の社会主義国が誕生してしまうからだ。
朝鮮半島が社会主義国になると、経済関係も大変になる。
仮に日本企業が進出しても資本がどんどん奪い取られてしまう。
中国のように、社会主義国では企業が所有権を持てない。
徴用工どころの問題ではなく、全て奪われてしまうだろう。
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