自動売買裁定取引 Archive

サヤ取り（裁定取引/アービトラージ）225ラージ、トピックスラージの戦略を変えたため、

三ヶ月連続で大きく凹んだのだけど、我慢したおかげでなんとか少し取り戻した。

今、十二月の初旬でまだ三分の二今月は残っているが、現在の益は50万ほど。

片バリの戦略は、勝てる時は大きいが、凹む時も大きく平均して勝てるとは限らない。

安定してコツコツ勝てるのはサヤ取りと確信した。

少しずつしか勝てないので、ロットの（相殺計算ができるとはいうものの）倍にするのには、

225先物のスパン証拠金が￥810,000、TOPIX先物では、￥630,000の計￥1,440,000が必要。

二枚ずつ取引するにはその倍（¥2,880,000）が必要。

(相殺計算では、それほど必要がないというが、実際に取引してみると蹴られる。)

このままの益を確保できれば、来年からロットを倍にしてみたい。

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前回の証拠金の相殺で、今度は二倍の建玉でやってみたとき、引けのサイン発生で

口座にはその分だけの枚数に見合う残高が有ったんですが、証拠金不足でエラーになりました。

大引けとイブニングの間に、あわててサポートに電話して対応を相談したところ、

オプションで、「注文番号を固定しない」という機能で対応できることがわかりました。

それで、イブニング開始時にアプリケーションからボタンを押して手動で建玉をもつように

しようとしたら、さらに証拠金不足でエラーになりました。

「あれ (´･ω･`)？」これはイカン。証券会社のHPからログインして建玉を処分しました。

みると、TOPIXが自分の考えた三倍あり、すぐに処分しました。

ついていることに利が有り、225単独の利と併せて今日はいい小遣いが貰えた日でしたね。

──────────私の勘違い

その後で件の証券会社からメールが来ました。

証拠金不足とは維持率が50％を切ると使えない事が原因だったことがわかりました。

検討不足でした。

委託証拠金のうち必要証拠金額が占める割合が50%を上回りました。

詳しくはお取引メニューの「先物取引」ページ下の「リスク管理（証拠金管理）」を

ご覧ください。

なお、当社では証拠金不足の際に自動で入金を行う「不足証拠金自動振替サービス」を

行っております。

併せてご利用ください。

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裁定取引、アービトラージ、通称サヤ取りをする場合には異種の金融商品を取引します。

それで証拠金の計算が普通にプラスするのではなくて、相殺されますが、

面倒な計算が有るので煩わしくなってやっていませんでした。

少しずつ鬱から抜けつつ有るので計算してみました。

下記は計算例。

取引対象の異なる先物取引で両建てをする場合、必要証拠金は相殺されますか？

はい。一部相殺が可能です。

具体的には双方の証拠金の合計額から、商品間デルタ/スプレッド比率、スプレッドクレジットシート

を考慮した額が減額されます。

【計算例】

以下は、2013年8月5日週のSPANパラメータで日経225先物1枚買建、

TOPIX先物1枚売建をした場合の計算例です。

＜計算条件＊＞

日経225先物証拠金：690,000円

TOPIX先物証拠金：510,000円

商品間デルタ/スプレッド比率：　日経225：1.00、TOPIX：1.20）

商品間スプレッドクレジットレート（％） :84.17%

＜両建後の維持証拠金計算方法＞

日経225…690,000÷1.2＝575,000

TOPIX…510,000÷1.00＝510,000

(690,000-575,000)+（510,000-510,000）=115,000

575,000×（1-84.17%）+　510,000×（1-84.17%）＋115,000 ≒ 286,700円　が

維持証拠金となり、

120万円の必要証拠金が30万円弱まで相殺されます。

(＊)商品間デルタ/スプレッド比率、スプレッドクレジットシートは、

清算機関の日本証券クリアリング機構で算出・公表されています。

http://www.jscc.co.jp/sakimono/span_data.html

なお、上記はもっとも簡素なポジションを想定した計算例であり、

実際の計算においては証拠金シミュレータをご活用ください。

とありますので、

現時点での225ラージ1枚が￥1,140,000、TOPIXラージ一枚が￥900,000です。

225の証拠金をA、スプレッド比率で割ったものをA1、TOPIXもそれぞれB、B1として、

スプレッド比率を掛けた後、足し算したものをCとすると、

（A – A1）+（B – B1）=　￥190,000

（A1 + B1）× 0.1583 + C = ¥482,858

となって、225買い、TOPIX売りでサヤ取りをする場合は、114万+90万=204万でなく、

およそ50万で取引できることになります。 

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この裁定取引には奇妙な特徴が見えます。取り引き時間帯で値動きが小さいとき、さほど損益が

ないだろうなと思っている時に大きくサヤが動く時があります。たいした事ないだろうなと

言う時に大きく損益があり、今日は良く動くな。というときにさほど益がない時があります。

225のみの取り引きだけの時と損益の巾が全く逆ですから、互いに補完関係にあるのではと考えます。

今日は225先物の動きがさほどありませんが、裁定取引では175円ほどのマイナスのサヤがあります。

このサヤが最大の時と最小の時にエントリーとイグジットをします。通常の安い時に買って、

高い時に売る。という判断でないので、損切りが出来ずずるずると損失を広げる。という、

事はないと思いますがマイナスのサヤが大きい時は心配な事には違いありません。

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裁定取引の現在値で。225ラージの売りが+70万でTOPIXの買いが-72万。

これを逆に張っていたら70万のマイナスがどっちかに発生していたはず。

裁定取引（サヤ取り）だから、逆に振れてもこのくらいで済みますが方張りですと予想が外れると

被害甚大がごく怖いところです。リスクを回避して利益を得るには価格の上下の予想でなく、

サヤの開きに注目して売買するこの裁定取引が現時点では最良と考えます。

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昨日の当たりでは-14万くらいだったのがイブニング03：00くらいでは-1万くらい。

それが今日の寄りの時点ではプラスに転じて少しだけど利確が出来ました。

その後ドテンして225買いのTOPIX売り。一時期は+11万くらいあったのですが、

徐々に減してきました。引けの判断が楽しみ。と考えていたのですが、携帯に来たメールを見ると

頭の中が真っ白になりました。残高不足で約定していないとの事でした。計算してみると

確かに証拠金が足りるのですが、拘束された分が予想外に多いのでしょう。がっかりしましたが

証券会社の方針に従うしかありませんからやむをえません。

225とTOPIXでTOPIXだけ約定していてそれがマイナスになっていました。

ついていない時はそんなものです。しょうがないのでその分を損切りして結局は寄りの利益が

消えてマイナスになりました。しかしながら、こちらのアービトラージ、裁定取引のロットを

増やしたのは今後の取り引きの黒字化にとってプラスになったのではと思います。

もう少し経過を見て行きたいと思います。

──────────後日談

今日は二重のミスです。データのみでアプリケーションが回っているのを気がつかず、

そのまま引けを迎えてしまい、利益を得るチャンスを続け手に買い逃してしまいました。残念。

悔しいですね。 ((”o(*>ω<*)o”))ｸﾔｼｲｰ!!

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ついていない時は引き、ついているときは押す。というのが自分のベットのパターン。

確率からして、225の現在のストラテジーは上げ下げが厳しい225先物の取り引きで

だましが多くて何回も連続して往復ビンタを食らうと、精神的に滅入るし、負けが続いたので

枚数を減らしてみることにした。勝てば増やし、負ければ減らすというパターン。

来月からはSPAN証拠金も減少（景気が良くなりつつあるのか？）していることだし、

増やしてやってみたい。負ければ枚数を減らすだけ。

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SPAN証拠金

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市場統合という事で裁定取引、225のみの建玉が処分出来なくなるのが怖いので

朝一でサインが出ていなかったにも関わらず手作業で処分。手作業でタイムラグがあって、

若干余分に損失が増えた。半自動も考えたのだけど動作エラーになると困るので手動を選択。

225用と裁定取引のロボットを誤発注しないように両方ともシャットダウン。

証券会社のシステムの切り替えメンテナンスの関係から、裁定取引の建玉処分のタイミングは

今日の朝一、大引け（15：00）月曜日の朝一の内のいずれかしかなく、さすがに月曜日の朝一は

何があるかわからないのでパス。とすると今日の朝一か大引けかとなり、

225売りTOPIX買いでいるので朝の時点で225の踏み上げを恐れて手動で処分ということにしましたが、

現時点での話で、TOPIX、1161 → 1139 -22円、ラージで22万の買いで行っているのでマイナス

225は売りで14460 → 14180で28万のプラス。差し引きで6万の益ということに。

もしここで処分したとしたらという話です。

利益を得るチャンスを逃したのは実に惜しかったですが、単位代金当たりの利益率は低いものの

裁定取引は、だましに強く、勝率が高いと言うところがいいと私は思います。

たまにホームランは打つけど三振も多いと言うのは、三振が続くと気分的に滅入りますので、

なるべく平均的に勝つストラテジーを使っていきたいと思います。

勝つ時は勝つがドローダウンが大きいという特徴がある225専用のストラテジーと

平均的に勝つという裁定取引のストラテジーを組み合わせて使っていくのが今のところ

私にとってより良い組み合わせ、ポートフォリオでないかと思っています。

──────────後日談

大引けまでホールドした場合には+55,000円でした。

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TOPIX 2014/03/20

225 2014/03/20

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